Q.資産運用、保険、不動産などそれぞれの専門会社に相談するのと何が違うのですか?
それぞれの専門会社は、その多くが各商品の販売会社、扱い会社です。
要するにそのような商品を販売することが最終目標であり、「各商品の中で何を選ぶか」「買う買わない」の選択しかできないものがほとんどでしょう。
ファイナンシャルプランニングは、商品を販売することだけが最終目標ではないので、お客様個人にとって「何がベストか?」を最初に考え、各分野を総合的に判断することができるのです。
Q.公的年金と私的年金の、仕組みや違いについて教えてください
日本の年金制度は、国が主体となって国民を対象に運営する公的年金と、国以外の機関が主体となって運営する私的年金とに分かれています。
公的年金には、20歳以上の全国民が加入する国民年金、サラリーマンなど企業の従業員が加入する厚生年金保険と公務員が加入する共済年金があります。公的年金は、世代間扶養の仕組みが採用されていて、現役世代の負担する保険料が年金受給世代の年金原資となっています。
近年の少子高齢化に伴い、将来の年金財政が懸念されているのはご存知の通りですよね。
これに対し、任意に老後資金を準備するのが個人年金保険を代表とする私的年金です。
私的年金には、上記のほか企業が従業員を対象に運営する企業年金(厚生年金基金・適格退職年金)、また、自営業者が任意に加入する国民年金基金や、勤務先企業を通して従業員が金融機関に積立てる財形年金があります。
Q.金融機関の安全性はどうやって調べるの?
安全性を判断する材料のひとつとして、格付け会社が行っている格付けが参考になるでしょう。この「格付け」は、インターネットにて簡単に調べることが可能ですが、格付けを取得していない金融機関もあり、すべてを網羅できるわけではありません。
アネステートでは、こういった判断材料をお客様に提供するだけでなく、商品内容、使い勝手といった実務面も加味し、トータルでサポートいたします。
家族信託の実例[岩手県在住K様]
- 相談をするきっかけは?
- 母親が認知症の心配があり、昔から母親が所有する不動産の管理・処分を自分たちで行っていくのを不安に感じていた
- 対策を進める上で抱えていた課題は?
- 後見人制度を考えて弁護士に相談し裁判所へ申請に行こうとしたが、メリットよりデメリットの方が多いと感じたため、この解決方法がベストなのかを悩んでいた。
- 家族信託という方法を知り、どう感じたか?
- 家族のニーズに合った解決方法だと感じた。
このような制度があることを地元では見つけることも対応してくれる所も無かったため、話を聞いた時にこの方法で問題が解決できると感じた。 - 家族信託を提案した会社が不動産業者ということをどう感じたか?
- 一番の悩みが不動産であったため、今後の管理をプロが行ってくれるとの事で安心できた。
また、CFPのファイナンシャルプランナーが不動産だけでなく保険等も対応してくれて安心を得られた。 - 家族信託をスタートして、振り返って思うことは?
- 母親が昔から所有をしていた不動産は色々と問題があった。
家族信託をした事により、家族で話し合いをする機会が増えた事によりスムーズに売却することができ、その費用で新たな不動産を購入して安定した収益も確保出来ているので、家族信託をやって本当に良かったと思う。
この世の中、私共のような悩みを抱えている人はたくさんいると思うので、「家族信託」という方法で悩みを解決できるという事を知ってもらえればと思う。